元禄!師宣劇場 十二ヶ月風俗図巻 大公開

元禄!師宣劇場 十二ヶ月風俗図巻 大公開

終了

この展覧会の会期は終了しました。

会期
2026年6月27日2026年8月23日
所要時間
45分〜60分(当サイトによる目安)
所在地
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1階

静嘉堂文庫美術館(丸の内・明治生命館1階)で2026年6月27日から8月23日まで開催された、浮世絵の始祖・菱川師宣(?〜1694)の企画展です。静嘉堂所蔵の絵巻「十二ヶ月風俗図巻」二巻の全画面を前後期で公開するほか、東京国立博物館所蔵の代表作「見返り美人図」が6月27日から7月12日までの2週間限定で特別出品される豪華な内容です。所要時間の目安は45分〜60分。前後期で場面替えがある贅沢な構成です。

元禄!師宣劇場はどんな展覧会?

菱川師宣は、庶民が主役の「憂き世(浮世)」の絵で絶大な人気を博し、江戸の挿絵画家として初めて署名を入れて「大和絵師」「日本絵師」を自称した浮世絵の始祖です。本展の主役である絹本着色「十二ヶ月風俗図巻」は、雛祭りや端午の節句、花見、盆踊りなど、江戸の年中行事を楽しむ人々を月ごとに描いた長大な絵巻で、上質な画絹に絵具をふんだんに用いた豪華な仕立てから、高貴な人からの特別注文と考えられている優品です。前期に上巻(一月〜六月)、後期に下巻(七月〜十二月)の全画面が公開されます。

構成は「序幕 主役は庶民!師宣前史から元禄まで」「第1幕 元禄!師宣劇場」「第2幕 菱川、宮川の流れ―屛風絵にみる」「大詰 元禄リバイバル」の4部立て。英一蝶や尾形光琳ら元禄の絵師から、師宣を継承した宮川長春、江戸後期の「師宣リバイバル」を示す鈴木其一まで、師宣画とその系譜をたどります。

主な展示内容・注目の作品

  • 菱川師宣《十二ヶ月風俗図巻》(静嘉堂蔵、元禄5〜6年頃):富裕な武家層が毎月の行事を楽しむ様子を活写した本展の主役。表情豊かな子どもたちの描写も見逃せません。
  • 菱川師宣《見返り美人図》(東京国立博物館蔵):6月27日〜7月12日の2週間限定公開。展示期間中の金曜は20時まで開館する「見返り美人図ナイト」も実施されました。
  • 重要文化財《四条河原遊楽図屛風》(静嘉堂蔵、寛永期):京都・四条河原の喧騒を描いた近世初期風俗画の優品が展覧会の幕開けを飾ります。
  • 重要文化財 菱川師宣《歌舞伎図屛風》(東京国立博物館蔵、前期展示):中村座の賑わいから楽屋裏まで、観劇の一日を描いた大画面の屛風です。
  • 重要美術品 尾形光琳《鵜舟図》や英一蝶《朝暾曳馬図》:元禄を代表する絵師たちの競演に加え、後期には重要文化財 宮川長春《風俗図巻》(東博蔵、8月18日〜23日)も登場します。

元禄!師宣劇場の見どころ3選

  • 「十二ヶ月風俗図巻」の華やかさ:元禄期の人々の暮らしを師宣独自の生き生きとした筆致で描いた長大な絵巻を、前後期あわせて全画面堪能できます。
  • 東博の名品との競演:《見返り美人図》×《十二ヶ月風俗図巻》×重文《歌舞伎図屛風》という師宣の代表作が夢の共演を果たす貴重な機会です。
  • 元禄の絵師そろい踏み:師宣×英一蝶×尾形光琳という組み合わせから師宣リバイバルまで、絵画も一級品を揃える静嘉堂コレクションの奥深さを実感できます。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

静嘉堂文庫美術館は丸の内の明治生命館内にあり、東京駅・丸の内エリアの散策とセットで楽しめます。館内にはカフェも併設されています。

まとめ

会期は2026年8月23日で終了しました。前期は7月26日まで、後期は7月28日からという構成で、休館日は月曜(7月20日は開館)と7月21日でした。《見返り美人図》の展示期間中の金曜(7月3日・10日)は20時まで開館する「見返り美人図ナイト」が実施されました。元禄風の装いで来館すると入館料が割引になる「元禄コーデ割引」というユニークな企画も実施されました。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

静嘉堂文庫美術館

静嘉堂文庫美術館

〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1階

三菱2代社長・岩崎彌之助と4代社長・小彌太が二代にわたり蒐集した東洋古美術の殿堂、静嘉堂文庫美術館。2022年に丸の内の明治生命館へ移転し、国宝「曜変天目」を中心とする名品を公開している。

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