出光真子 おんなのさくひん――ある映像作家の自伝

出光真子 おんなのさくひん――ある映像作家の自伝

開催中
会期
2026年6月18日2026年9月21日終了まであと12日
所要時間
60分〜75分(当サイトによる目安)
所在地
〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
混雑状況
東京都写真美術館の公式X(@topmuseumXで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)

東京・恵比寿の東京都写真美術館で、2026年6月18日から9月21日まで開催される、日本の実験映画・ビデオアートの先駆者、出光真子(1940年生まれ)の自伝的回顧展です。出光興産創業者・出光佐三の四女として生まれ、渡米先で映像制作を始めたという異色の経歴を持つ作家の歩みを、フィルムからビデオ、インスタレーションまで横断的にたどります。所要時間の目安は60分〜75分。映像作品が中心のため、じっくり座って鑑賞する時間を見込んでおきましょう。

出光真子 おんなのさくひんはどんな展覧会?

東京都と東京都写真美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)の主催により、同館2階展示室で開催されます。同館が2016〜17年度に収蔵した出光作品を、収蔵後初めて網羅的に公開する機会でもあります。

会場は厳密な時系列ではなく、カーテンで仕切られた空間に作品が点在する構成で、前半にフィルム作品、後半にビデオ作品が展開され、5点のインスタレーションが会場内外に配されます。早稲田大学卒業後にアメリカへ渡り、サンタモニカで映像制作を始め、抽象画家サム・フランシスと結婚して二児の母となった出光は、娘・妻・母という社会的役割とアーティストとしての自己の葛藤を作品にし続けてきました。

主な展示内容・注目の作品

  • 《Woman's House》(1972年): 初の16ミリフィルム作品。ジュディ・シカゴらによる伝説的なフェミニズム・アートの展示「ウーマンハウス」を記録した貴重な映像です。
  • 《おんなのさくひん》(1973年)・《主婦の一日》(1977年): 展覧会タイトルにも重なる初期作品群。主婦としての日常と制作のはざまにある心情を実験的な手法で描きます。
  • 《清子の場合》(1989年)・《加恵、女の子でしょ!》(1996年): 画面の中に別のモニターを映し込む独自の手法で知られる、家族の関係を見つめたビデオ作品です。
  • 《Still Life》(1993〜2000年): 映像にとどまらない表現の広がりを示すインスタレーション作品です。

出光真子 おんなのさくひんの見どころ3選

  • 日本のビデオアートの先駆者としての仕事: 1970年代からいち早く映像というメディアに向き合った先駆的な仕事を、フィルムからビデオまで通観できます。
  • 「おんな」という視点からの自伝: 妻・母・女性作家という複数の立場から自らを見つめ続けた、私的でありながら普遍的な映像世界です。育児や家事の合間を縫って制作された背景を知ると、作品の見え方が変わります。
  • 東京都写真美術館ならではの上映環境: 写真・映像専門館としての設備が整った空間で、作品本来の質感を味わえます。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

東京都写真美術館は恵比寿ガーデンプレイス内にあり、館内にはカフェも併設されています。周辺には恵比寿の飲食店やショップが充実しており、鑑賞後の食事にも困りません。

まとめ

会期は2026年9月21日まで。休館日は毎週月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館)です。映像作品は上映時間があるため、全編を見たい場合は余裕を持ったスケジュールで訪問しましょう。混雑は比較的穏やかですが、上映スケジュールは公式サイトで事前に確認するのがおすすめです。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

東京都写真美術館

東京都写真美術館

〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内

恵比寿ガーデンプレイス内に1995年に総合開館した、写真・映像表現を専門に扱う日本初の公立美術館。国内外の貴重な写真コレクションと、意欲的な現代写真の企画展で知られる。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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