創設90年記念特別展「柳宗悦と日本民藝館」

創設90年記念特別展「柳宗悦と日本民藝館」

終了

この展覧会の会期は終了しました。

会期
2026年6月6日2026年8月12日
所要時間
45分〜60分(当サイトによる目安)
所在地
〒153-0041 東京都目黒区駒場4-3-33

東京・駒場の日本民藝館で、2026年6月6日(土)から8月12日(水)まで開催された特別展です。1926年の「日本民藝美術館設立趣意書」公表から100年、1936年の開館から90年という二重の節目に、創設者・柳宗悦の思想と館の歩みを振り返ります。所要時間の目安は45分〜60分。

柳宗悦と日本民藝館はどんな展覧会?

1926年、柳宗悦(1889-1961)は陶芸家の河井寛次郎・濱田庄司らとともに「日本民藝美術館設立趣意書」を発表しました。「時充ちて、志を同じくする者集り、茲に『日本民藝美術館』の設立を計る」という宣言から約10年を経て、1936年に日本民藝館は開館します。本展はこの設立趣意書を軸に、柳が提示した新しい美の概念とその歴史的意義を、コレクションの名品とともに検証する展覧会です。

柳の設計案をもとに建てられた木造2階建ての本館は、作品・建築・展示空間・光が一体となって民藝の美を伝えるよう構想されたもので、創設時の面影を今もとどめています。

主な展示内容・注目の作品

  • 「絵志野粟文平鉢」(美濃・桃山時代16〜17世紀):柳らが見出した「用の美」を代表する桃山陶の名品です。
  • 「漆絵松文蓋付片口」(江戸時代18世紀):無名の職人の手から生まれた漆器の美しさを伝えます。
  • バーナード・リーチ「鉄絵組合陶板『馬』」(1928年):柳と親交の深かった英国人陶芸家の作品も出品されます。
  • 雑誌『工藝』(1931年創刊)や柳宗悦表装裂コレクション:民藝運動の歩みを物語る資料類も見どころです。
  • 「屑糸織やたら縞裂」(明治時代):暮らしの中の染織にも柳の審美眼が光ります。

柳宗悦と日本民藝館の見どころ3選

  • 民藝運動の原点をたどる:設立趣意書から100年という節目に、民藝という思想が形になるまでの軌跡を追体験できます。
  • 創設90年という節目の展示:趣意書や雑誌『工藝』など、運動の歴史を伝える資料と名品をあわせて見られる貴重な機会です。
  • 柳自身が設計に関わった建物での展示:思想が息づく本館そのものが、この特別展の最大の展示物ともいえます。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

日本民藝館は駒場の閑静な住宅街にあり、道路を挟んだ向かいには柳宗悦の旧居(西館)もあります。公開日には旧居もあわせて見学でき、思想家の暮らしぶりを偲べます。

まとめ

会期は2026年8月12日まで、休館日は毎週月曜日です。本展は2026年8月12日で閉幕しました。創設90年記念の特別展は本展のあとも続き、2027年1月6日からは第2弾となる「柳宗悦・蒐集物語」が予告されています。民藝ファンなら見逃せない記念の年です。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

日本民藝館

日本民藝館

〒153-0041 東京都目黒区駒場4-3-33

民藝運動の父・柳宗悦が1936年に開設した美術館。陶磁器、染織、木漆工など約1万7千点の「民藝」を、柳自身が設計に関わった和洋折衷の建物で展示します。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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