特別展「中西夏之 緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置」

特別展「中西夏之 緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置」

終了

この展覧会の会期は終了しました。

会期
2026年7月4日2026年8月23日
所要時間
60分〜75分(当サイトによる目安)
所在地
〒400-0065 山梨県甲府市貢川1-4-277

2026年7月4日から8月23日まで、山梨県立美術館で開催された、戦後日本を代表する前衛美術家・中西夏之(1935-2016)の没後10年にして初となる回顧展です。大阪・国立国際美術館から巡回するもので、中西が絵画のあり方を語った謎めいた言葉「緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置」がタイトルに掲げられています。所要時間の目安は60分〜75分。絵画・オブジェなど多面的な仕事を辿るボリュームのある構成です。

「中西夏之」展はどんな展覧会?

中西夏之は東京藝術大学卒業後、1950年代末から制作を本格化し、高松次郎・赤瀬川原平とともに前衛美術グループ「ハイレッド・センター」を結成。舞踏家・土方巽との協働などを経て1960年代後半に絵画へ回帰し、以後50年以上にわたり「絵画とは何か」を問い続けました。大阪展は「生体と物質の錬金術」「絵のある場所と絵の形」「無限遠点からの弧線」「想像的地表にあふれる光」の4部で画業全体をたどる構成でした。

本展は国立国際美術館(2026年3月14日〜6月14日)を皮切りに、山梨県立美術館、セゾン現代美術館(9月5日〜11月3日)、茨城県近代美術館(11月12日〜2027年1月17日)へと巡回します。中西は1990年から2007年まで大月市にアトリエを構えており、山梨展はそのゆかりにも焦点を当てた内容とされています。

主な展示内容・注目の作品

  • 《コンパクト・オブジェ》(1962年): 日用品などをポリエステル樹脂に封入した、ハイレッド・センター前夜の代表的オブジェです。
  • 《韻 YS》(1959年): 制作初期の到達点を示す作品として回顧展で紹介されています。
  • 《中央の速い白 XIII》(1990年)や《紫・むらさき XVIII》(1983年): 独自の思考のもと描き続けられた絵画連作の展開をたどれます。
  • 《LℓR―目前のひびき-Ⅲ》(1988年、和歌山県立近代美術館蔵): 各地の美術館が所蔵する大作絵画も出品されます。

「中西夏之」展の見どころ3選

  • 「ハイレッド・センター」時代の前衛精神: 高松次郎・赤瀬川原平とともに1960年代の日本美術の最前線を駆け抜けた、伝説的グループの熱気を今に伝えます。
  • 没後10年・初の回顧展: 1950年代末のオブジェから晩年の絵画まで、半世紀を超える画業を通覧できる待望の機会です。
  • 山梨・大月とのゆかり: 中西が17年間アトリエを構えた山梨県での開催は、地元ならではの視点が加わる特別な巡回です。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

山梨県立美術館は芸術の森公園内にあり、ミレーの「種まく人」で知られる常設展ともあわせて楽しめます。館内にはレストランがあり、公園の緑を眺めながら食事ができます。

まとめ

会期は2026年8月23日で終了しました。休館日は月曜日(7月20日・8月10日は開館)と7月21日。戦後日本美術史における重要作家の回顧展として注目を集めた企画でした。本展はこのあとセゾン現代美術館(2026年9月5日〜11月3日)、茨城県近代美術館(11月12日〜2027年1月17日)へ巡回します。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

山梨県立美術館

山梨県立美術館

〒400-0065 山梨県甲府市貢川1-4-277

甲府市にある山梨県立美術館は、ジャン=フランソワ・ミレーの「種まく人」をはじめとするバルビゾン派の傑作を世界屈指の規模で所蔵。「ミレーの美術館」として知られています。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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