アーティゾン美術館:印象派から現代アートまで、東京駅前の美の殿堂

アーティゾン美術館:印象派から現代アートまで、東京駅前の美の殿堂

美術館

旧ブリヂストン美術館が2020年にリニューアルオープン。印象派の名品からジャクソン・ポロック、草間彌生まで、古今東西約3,000点のコレクションを最新鋭の展示空間で堪能できます。

はじめに:伝統と革新が融合するミュージアム

東京・京橋に2020年1月にオープンしたアーティゾン美術館は、1952年開館のブリヂストン美術館が67年の歴史に幕を下ろし、全面リニューアルして生まれ変わった姿です。「ARTIZON」は「ART(アート)」と「HORIZON(ホライゾン=地平線)」を組み合わせた造語で、アートの新しい地平を切り開くという志が込められています。

時代背景:石橋正二郎の西洋美術への情熱

ブリヂストン創業者の石橋正二郎は、戦後日本を代表する美術コレクターの一人。印象派を中心とした西洋美術と、青木繁や藤島武二ら日本近代洋画の両軸でコレクションを形成しました。リニューアルに際して現代美術も積極的に収集し、コレクションの幅が大きく広がりました。

3つの見どころ

  • 印象派の名品群: モネ、ルノワール、セザンヌ、マネなど、印象派を中心としたフランス近代絵画のコレクションは国内屈指です。
  • 青木繁「海の幸」: 日本近代洋画の記念碑的作品。重要文化財に指定されています。
  • 最先端のデジタル体験: 日時指定予約制の導入や、デジタルコレクションウォールなど、最新テクノロジーを活用した鑑賞体験。

鑑賞のコツ

完全日時指定予約制のため、公式サイトで事前にチケットを購入してください。館内は撮影可能な作品が多く、SNS映えするスポットも充実。6階のミュージアムカフェからは東京駅方面の眺望も楽しめます。

施設情報・アクセス

  • 住所: 〒104-0031 東京都中央区京橋1-7-2
  • アクセス: JR「東京駅」八重洲中央口より徒歩5分、東京メトロ銀座線「京橋駅」6番出口より徒歩5分
  • 開館時間: 10:00~18:00(毎週金曜日は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
  • 休館日: 月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
  • 公式サイト: アーティゾン美術館

豆知識

創設者の石橋正二郎と、代表所蔵品「海の幸」を描いた青木繁は、ともに福岡県久留米市の出身です。石橋は同郷の夭折画家の作品を情熱的に収集し、それがコレクションの原点になりました。