MIHO MUSEUM:桃源郷に迷い込む、I.M.ペイが設計した山中の美術館

MIHO MUSEUM:桃源郷に迷い込む、I.M.ペイが設計した山中の美術館

美術館

信楽の山奥に突如現れるMIHO MUSEUM。ルーヴルのガラスのピラミッドで知られるI.M.ペイが設計した建築と、世界屈指の古代美術コレクションが、まるで桃源郷のような体験を約束します。

はじめに:トンネルを抜けると、そこは桃源郷だった

滋賀県信楽の山中、標高約300メートルの地に1997年に開館したMIHO MUSEUM。中国の古典文学「桃花源記」に描かれた桃源郷をコンセプトに、ルーヴル美術館のガラスのピラミッドで世界的に知られる建築家I.M.ペイが設計しました。枝垂れ桜のアプローチからトンネルと吊り橋を渡ると、突如として幾何学的なガラス建築が姿を現す劇的な演出は、訪れるすべての人を魅了します。

時代背景:東西の古代文明が出会う場所

宗教法人神慈秀明会の創立者・小山美秀子の「美術を通して世の中を美しく平和に」という理念のもとに創設されました。エジプト、ギリシャ・ローマ、西アジア、南アジア、中国など、世界各地の古代美術品約3,000点を収蔵。東西の古代文明を一堂に見渡せる、日本でも稀有な美術館です。

3つの見どころ

  • I.M.ペイの建築: 建物の約80%が地下に埋められ、自然との調和を極限まで追求。ガラスの屋根から降り注ぐ自然光が作品を美しく照らします。
  • 古代エジプト・ローマの至宝: エジプトの彩色木棺やローマのモザイク画など、世界レベルの古代美術コレクション。
  • 桜のトンネル: 春にはアプローチの枝垂れ桜が満開となり、文字通りの桃源郷の景色が広がります。

鑑賞のコツ

公共交通機関でのアクセスはJR石山駅からバスで約50分。車でのアクセスがおすすめです。春(3月中旬~6月中旬)と秋(9月中旬~12月中旬)のみの季節開館なので、事前に開館期間をご確認ください。レストランでは自然農法の食材を使った食事が楽しめます。

施設情報・アクセス

  • 住所: 〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
  • アクセス: JR琵琶湖線「石山駅」からバス約50分
  • 開館時間: 10:00~17:00(入館は16:00まで)
  • 休館日: 月曜日(祝日の場合は翌平日)、冬季休館(12月中旬~3月中旬)
  • 公式サイト: MIHO MUSEUM

豆知識

春には枝垂れ桜がアプローチを彩り、銀色に輝くトンネルの内壁がほんのり桜色に染まります。この光景を目当てに、開館期間の始まりを待って訪れるファンも少なくありません。